国の定期接種としての対策
1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれ(現在39~56歳)の男性に対し、全国で原則無料で 定期接種を実施中です.対象者にはクーポン券が配られ,①抗体検査を受けた後,②抗体価の低い人はワクチン接種を受けられます.
横浜市独自の風しん対策
横浜市では、以前から「横浜市風しん対策事業」として風しんの予防接種と抗体検査を実施しています。この事業を利用したことがない19歳以上の横浜市民で、
1 妊娠を希望されている女性(妊娠中は接種できません)
2 妊娠を希望されている女性のパートナー(婚姻関係は問いません)
3 妊婦のパートナー(婚姻関係は問いません)
1-3の対象者に対し,①抗体検査(無料)の上,ワクチン接種(3300円),②抗体検査しないで,ワクチン接種(3300円)を行います.
2つの方式では,抗体検査の基準が異なっています.国の基準では抗体価がHI法で16倍以上のときにはワクチン接種対象にはなりませんが,横浜市の方式では,16倍の方は対象に含まれます.横浜市の方が,より,ワクチン接種対象者を広げて,手厚い対応をしているということになります.